
株式会社パーソルキャリア
組織に学ぶカルチャーを。社外での学習を組織の共有資産としていくグループ受講――株式会社パーソルキャリア
グループ受講
サービスデザイン
プロダクト×チーム
事業×組織
個人だけでなく、様々なケースでの受講形態が広がるDesignship Do。
今回は全3コースを同時受講した株式会社パーソルキャリアの皆さんにお話を伺いました。
学生時代にグラフィックや3Dのデザインを学んだ後、コンシューマーゲーム企業の開発現場に飛び込む。その後、スタートアップから一部上場企業までデザイン組織を4度立ち上げる。2019年10月パーソルキャリアに入社し、5度目のデザイン組織づくりに従事。2022年4月よりクライアントサービスデザイン部のゼネラルマネージャー。副業ではスタートアップのデザイン顧問を担当。
デザイナー、プロジェクトマネージャー等を経て、2021年にパーソルキャリアへ入社。リードUI/UXデザイナーとして、新規事業サービス等のサービス開発に携わっている。
大学・大学院でロボットと高齢者のコミュニケーションの研究に従事し、2022年パーソルキャリアにサービスデザイナーとして新卒入社。入社後は、サービスのUX改善施策立案や組織の中長期戦略策定、新規事業創出プログラム設計などのプロジェクトに携わる。

藤井:デザイン組織をマネジメントするうえで「学び続ける組織にしたい」と思っています。
わたしたちの組織のデザイナーは導入期〜成長期のサービスを複数手掛けています。現在持っているスキルセットに対し、向き合う事業の状況は流動的に変化していくなかで足りないスキルが生まれることもあるんですよね。なので、学習し続けることが大切だと考えていて、社外にも学ぶ機会を設けることを人材育成の1施策として取り組んでいます。
私たちの組織のデザイナーは社歴が浅く今までの経験やバックグラウンドが多様で、デザインの価値の捉え方も違っている事が多いです。だからこそ、共通の価値観を持ってもらいたいとも思っていました。
学習機会を検討していく中で、事業会社のインハウスデザイナーにとって必要なマインドやスキルを広く体系的に学べるカリキュラムであるDesignship Doがピッタリでした。
第2期から複数名で受講させて頂きましたが、実際に受講したメンバーからの反応も良く、第3期も継続施策として取り組み、私自身も参加しました。第4期も異なるメンバーが受講予定です。

長沢:社内で受講者の募集があった際に、声をかけてもらいました。ただ講義より書籍で学ぶことが好きですし、前年に受講したメンバーから宿題の多さを聞いており、悩みました。
受講を決意した理由は、大好きな「プロダクトマネジメントのすべて」の著者である曽根原さんが講師にいらっしゃったことと、デザインマネジメントコースの宿題量は業務と両立しやすいと伺ったためです。書籍では学べない、専門性の高いお話を伺えることを期待していました。
中村:私は普段から社外でのインプットをしていたため、そこまで大きな不安はなく、自ら手を上げて参加しました。
動機としては、サービスデザインにおける一般的なやり方や知識を知りたかったからです。というのも、当社へ新卒で入社しており、大学もサービスデザインが専門ではなかったので、パーソルキャリア外の方がどんなやり方でサービスデザインをしているのか知りたかったんですよね。
中村:第2回と第3回で行われた「ビジネス基礎」の講義は印象的でした。ビジネスとデザインの共通点や相違点を根本の部分から話していただき、「デザインとは何なのか」を考えられる時間でした。
長沢:わたしも「ビジネス基礎」の講義は印象的で、講義を受けたあとは、2、3日寝られなくなりました(笑)
デザイン態度とディシジョン態度の話が特に印象的でした。ビジネスの人と定量情報を用いてコミュニケーションしているのに伝わりづらい経験が多く、その悩みと関連する話だったからです。
けっこう考え込んで、講義が終わったあとも色々調べましたね。社内でも内容を共有したら、共通の悩みを持つデザイナーが多く、ディスカッションが盛り上がりました。共通講義はデザイナーあるあるな悩みに対し、専門性の高い方の講義を用意してくれているので、すべてが有意義でした。
中村:先ほどもお話をしたように、一般的なサービスデザインの知識を得ることができ、もともとの目的を叶えられました!
もちろん、知っているようなこともありましたが、違う言葉を使って同じことを話しているため、自分の持っている知識やスキルに、より奥行きを感じることができました。
サービスデザインはときにやり方や、その意義を伝えにくいことがあります。しかし、今回の講義を受けたことで、日々の業務で、一緒に仕事をしていく人たちに「このプロセスはこういう意図や意味があるから、こう進める」というのが、以前より説明できるようになりました。
また、講義でやっていたワークを実際の業務でも応用して使うこともあり、単純に自分の中の球数も増えましたね。
長沢:当社のデザイン組織は業務外の学習もさかんで、Slack上で読んだ書籍の共有や、ランチタイムでのラフな勉強会を自主的に行っています。
Designship Doの講義についても、毎週、メンバーにシェアしました。
藤井:長沢さんに1番やってもらったよね。
長沢:勉強が好きな人が多いおかげで、やりきれました。毎週だと誰も参加しないと日もあるかもと心配でしたが、誰かしらは来てくれました。
共有していた中でも特にプロダクトマネジメントの講義は反応が良かったです。すぐ活用できる内容で、実際に業務に活かしてくれた人もいました。デザインマネジメントコースのテーマ自体が、私やメンバーに刺さった部分もあります。「企業でデザインの力を最大化するためには?」というテーマで講義が組まれており、デザイン組織を作りたての我々には関心のある話題ばかりでした。

藤井:コースを受講することで、活力をもらえました!複雑に絡み合う様々な制約のなかで日々の業務に向き合っていると、一定の枠の中でどうにかしないといけないっていう発想になってしまいがち。
受講中は、どのような理想を目指すと良いのかといったことを、適度な制約のもと時間設けて向き合えました。振り返ると、デザイナーとしての精神の健全性が高い位置で保たれる期間でした。
講義は、特に経営戦略と繋がるようなところは学びが大きかったです。
経営戦略のセミナーを受講する機会は過去何度かありましたが、デザインの軸から学べる機会は初めてでした。実際に経営の一員としてご活躍されているデザイン人材が講師なので、普段どういった姿勢で働いているのかなどを知ることが出来たのも私にとっては非常に有益でしたね。
座学以外にも、同じような志で、みんなでワークし合ったところが良かったと思います。
「プロダクト戦略」と「デザイン組織論」の講義では3〜4人のチームで各3日間学んだのですが、次の講義まで1週間空いているので平日の夜にみんなで宿題のために集まり、ワークをして、色々な会社の事情などを聞きながら、「自分たちは今回の宿題等をどう仕上げていくか?」ということを議論していました。
ワークのプロセスで、普段とは異なる会社環境で「if」を考えられたっていうところが、非常に良かったなって思いますね。現実では、様々な制約を前に小さくまとまってしまいがちですけれども、「if」を考える時には、自由に理想に向き合っていたので、現場に戻っても非常に高い視座で戦略が考えられるようになりましたね。
長沢:私は、学びをすべてメンバーに共有するつもりでした。なので、講義中に共有資料を作りました。講師の説明をメモし、ほぼリアルタイムで整理し、そのままメンバーに共有する。自分が完全に理解できてなくても、メンバーへの共有と議論を通して理解を深める目的で勉強会を開きました。
藤井:平日は時間の確保が怪しかったので、講義がある日はなるべく他の予定は入れず、受講後に宿題をやって平日夜に講師の先生にフィードバックを頂くサイクルにしていました。平日に宿題をやる場合は3〜4時間ぐらいは時間を抑えていましたね。

中村:当社から数名同時に受講した利点は、講義が終わった後も一緒に受けていたメンバーが近くにいるので、感想を共有し合うことができ、そこで学びが深まりましたね。終わった後にパッと話をして振り返りができるっていうのは、短い時間ですが学びがとても深まったので、一緒にいるメンバーがいてよかったなって思ったポイントでしたね。
長沢:もともと社内に同じ価値観や共通認識がある人を増やしたいと思っていました。今一緒にサービスを作っている人が同じデザインマネジメントコースを受けていたので、「この人には同じ知識がある」っていう前提で会話がしやすくなりましたね。学んだことの共有も社内で進めていたおかげで、同じ知識の人が増えて、話がしやすくなりました。
中村:自分がサービスデザイナーだというアイデンティティや意識が強まった気がしていますね。別のサービスデザイン関連のイベントに参加したら、Designship Doで一緒に受けた方がいて、「最近どう?」というような何気ない話ができ、それがコミュニティの一員になれたような嬉しい部分がありました。
藤井:非日常なデザインに向き合う時間を得て、それが大きな活力になりました。能動的に学ぶことで、学習の定着度合いは全く違ってくると感じています。同じような温度感で参加している人たちに触発されて高い熱量で学べたのは非常に良かったですね。
長沢:私はすごく勇気をもらいました。デザインマネジメントコースは、正解のある課題だけでなく、正解のない「適応課題」についても教えてくれました。この「適応課題」はネットに解決事例が出づらい情報です。ネットでは企業の良い話しか見えないから、「他社はうまくいっていて、自分の会社だけダメなのかな」と不安になります。
でも、デザインマネジメントコースを受講している方々は似たような課題に直面していました。「デザインの力を最大化しようとしている人々は、似たような課題に直面している。違う会社でも、デザインの力で世の中をもっと良くしようと頑張っている同士がこれだけいるんだ。」と、受講を通して知れました。「デザインの力を最大化するための取り組みをすることもデザイナーの仕事なんだ」とすごく勇気をもらえましたね。
中村: 社内で同じコースを受講することで、振り返りを一緒にできますし、共通のバックグラウンドを持っているので、その振り返りもより深くできましたね。Designship Doを複数人で受講することによって、組織やチームの中で学ぶことが習慣化もされます。デザイン推進統括部の中で、当然の文化になっていくという効果があると思いました。
藤井: 「学びのカルチャーを組織に根付かせたい」と考えている会社におすすめです。1つの会社に縛られて経験を積むのはちょっともったいないなって思っていまして。成長マインドが強い方にとって残業が多い環境は好ましくないと考えています。異なるコミュニティに身を置く、異なる会社で複業するなど、普段とは異なる環境で学ぶ方が成長角度が高くなると思っているので、仕事とは異なる環境での学びの機会が作れたのが良かったですね。


NUTION | デザインの力で、 はたらくを変え、 社会を変えていく。
https://nution.persol-career.co.jp/
「NUTION(ニューション)」は、パーソルキャリア株式会社のデザイン組織のブランドサイトです。国内外のデザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクトの調査レポートや、当社が目指す「はたらく人々が自らの意思で自身のキャリアや人生を選択することができる社会の実現」に向け、「デザインの力」で挑み続ける当社デザイナーの活動を発信しています。
2024/4/15