weekendデザイン史
終了
近代デザイン史入門 ー 先駆者に学ぶデザインの立ち上げ方
10
月
1
日
(土)
13:00 - 17:00
定員:20名
料金:¥10,000
場所:オンライン
使用ツール:Zoom、miro
満員御礼

近年ではデザインが必要とされる領域や目的がより拡張されたと同時に、それらを担うデザイナーのバックグラウンドもに多岐に渡っています。
以前は大学などデザインを専門とする教育機関の出身者が多くの割合を占めていましたが、昨今では経営学部や工学部出身、はたまた現場での叩きあげを中心とした独学でデザインのキャリアを積み上げてきた人も決して珍しくありません。そんなキャリアの多様化が進む中、実は「デザイン史を学ぶ機会をなんとなく逃してきた」という方は多いのではないでしょうか。
一方、目まぐるしく変化するビジネスの中ではどうしても新しいトレンドやスキルを習得する方向に偏ってしまいます。そしていざデザイン史を学ぼうと思っても、前提知識として「世界史」の文脈が必要であったり、国ごとや産業ごと(例:日本と西洋、プロダクトとグラフィックなど)に細かく分断されて解説されていて少々とっつきづらさを感じることも多いように思います。
しかし社会やビジネスにとって未来予測が難しい時代(VUCA)を迎えた現代において、今こそ産業と社会思想が色濃く絡み合い、発展してきた過去を知るタイミングではないでしょうか。
本講義では、近代デザインの歴史を区分化されたデザイン様式や芸術運動を俯瞰して理解するのではなく、デザイナー個人の活動に焦点を当てて理解していきます。1人のデザイナーはどのような社会的な状況から、どのような意志をもって周囲の人たちとデザインを立ち上げていったかを確認することで、デザインという営みの普遍的な特徴を見出していきます。
3名のデザイナーは、現在のデザイン活動の先駆け的活動でありながら、できる限り領域と時代、そしてデザインのアプローチの方法が異なるデザイナーを選びました。1人目は、デザインの父とも称され友人たちと生活空間のデザインをおこなったウィリアム・モリスです。2人目は、企業のデザイン顧問という立場でトータルデザインをおこなったペーター・ベーレンス、3人目は研究者や芸術家と情報デザイン活動を始めたオットーノイラートです。
世界史の流れを汲みながら、デザイン発展のキーとなる「人物」と「当時の社会思想」をセットで学ぶことにより、デザイン業界が歩んできた全体的な流れを掴むことができます。
大学時代にデザインを専攻していなかった方や、現場を中心に独学でデザインを習得してきたなど「デザイン史を学ぶ機会を逃していた方」や「デジタル時代の土台となる近代の知識」に不安を感じる方にオススメの講義です。
座学のインプットだけでなく、ワークショップと組み合わせて学ぶことで得た知識をより深く理解することができます。
近代デザイン史を学び始めたい、学び直したいデザイナー
産業とデザインの関わりを学び、今の事業やビジネスに活かしたい方
事業開発やサービス開発に携わっている方
当講義は入門向けの講座となります。
カメラ、マイクをオンにした状態でグループワークにご参加いただきます。
講師及び参加者の円滑なコミュニケーション促進のため、屋外や騒音の激しい場所からのご参加はご遠慮ください。
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業(原研哉ゼミ)。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了(長幾郎研究室)。デザインエンジニアリング系のスタートアップ創業、早稲田大学政治学研究科助手などを経て、現在、東海大学教養学部芸術学科准教授。その他、早稲田大学政治経済/理工学術院非常勤講師、株式会社MIMIGURIリサーチャー、厚生労働省広報室参与、総務省行政評価局アドバイザーなどを務める。本務先では近代デザイン史などを担当。
満員御礼
社会人になって現場で学ぶことはとても多いけれど、同時に求められるスキル変化はあまりにも激しい。忙しい日々の中、課題を乗り越えるために手探りで調べては取り組んでを繰り返す。
不安に駆られながらやっと一つのことができるようになったと思ったら、休む間もなくまた新たな課題が出てきて別の壁が立ちはだかる。それが面白くて今の仕事が好きなのかもしれないし、実際に大切なマインドだとも思う。
でも本当は「学びたい」「学び直したい」ことが沢山ある。
独学でカバーしてきたけれど、チームに伝えるためにもっと体系的に学び直したい。いまさらだけど、実は自分の言葉でうまく説明できない専門的な概念を整理したい。だけど腰が重くて、毎日が忙しくて、なかなかその一歩が踏み出せない。
そんな、どこか後回しにしてきた「学び直したい」の最初の一歩を、忙しい社会人でも取り組みやすいDesignship Do weekendではじめましょう。